ホームページで会社の「存在」を知ってもらうか、「中身」を知ってもらうか
2つの「ホームページで自社を知ってもらう」
「ホームページで自社のことを知ってもらって、もっと集客を図りたい」
そうお考えの事業者の方は多いと思います。
私もそうです(笑)
この「ホームページで自社を知ってもらう」には、次の2つが考えられます。
①:自社の「存在」を知らない人に、ホームページで自社の「存在」を知ってもらう
②:自社の「存在」は知ってくれている人に、ホームページで自社の「中身」を知ってもらう
ホームページの目的が「①」なのか「②」なのかで、
・ホームページに載せるべき内容
・投稿記事に書くべき内容
・ホームページの運営方法
が大きく変わってきます。
①:自社の「存在」を知ってもらいたい場合
お客さんは自社の存在すら知らないので、当然、自社名で検索してホームページに来てくれることはありません。
なので、一般的なキーワード(例えば、「住宅リフォーム 大阪市 おすすめ」など)で検索されたときに、自社のホームページに辿り着いてもらう必要があります。
・どんなキーワードで検索されたときに上位表示させたいか
・上位表示させるためにどんな内容が必要か
・上位表示された候補の中で、クリックしてもらえる魅力的なページタイトルか
など、いわゆるSEO施策(※)をしっかり考えることが必要です。
※「Search Engine Optimization」の略。検索エンジン最適化。Googleなどの検索エンジンで上位表示させるための施策のこと。
SEO施策は、狙うキーワードにもよりますが、上位表示の難易度が高いこともあるし、うまくいく場合でも、上位表示までに数カ月を要することもあります。
②:自社の「中身」を知ってもらいたい場合
お客さんは自社の存在(名前)を知ってくれている上で、「より詳しく知りたい」、「疑問や不明点を解消したい」と思ってホームページを見に来てくれています。
こちらの場合は、SEO施策を重視するより、お客さんに伝えたい内容に集中して考える必要があります。
・自社の強みを伝える(特に伝えたいポイントを強調)
・どんなイメージを持ってもらいたいのか(親しみ、高級感、信頼感など)
・気になりそうなことは解消できているか
など、「自社の魅力を伝える」、「与えたいイメージを演出する」、「不安や、購入しない理由を解消する」ことに留意して、掲載内容や運営方法を検討してみてください。
「ホームページで自社を知ってもらいたい」とき
「ホームページで自社を知ってもらいたい」と思ったときは、
①:自社の「存在」を知らない人に、ホームページで自社の「存在」を知ってもらいたい
②:自社の「存在」は知ってくれている人に、ホームページで自社の「中身」を知ってもらいたい
のどちらなのかを考えると、ホームページに載せる内容、投稿する記事の内容、運営方針を考えやすくなります。
「①」と「②」の両方を達成したい場合は、両方の留意事項を考慮する必要があります。
投稿記事の場合は、1つの記事に両方を詰め込むよりも、目的ごとに記事を分ける方がいい場合もあります。
ちなみに・・・
「②」の場合とは、
・知名度が高く、広く認知されている
・ターゲットが近隣のみで、近隣住民に認知されている
・業界団体の名簿など、何らかのリストに名前は載っている
・有力な比較サイトに載っている
・SNS、インターネット広告などで認知を得ている
・チラシ配布などで認知を得ている
(または、これから上記のようになる予定)
などが考えられ、今回の話では、「自社が、すでにお客さんの商品・サービス購入先候補に入っている状態」を想定しています。
ホームページ開設を検討されている方へ
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